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「年金の扶養」に入れる条件とは?

2019年2月8日 18時30分 配信 あるじゃん(All Aboutマネー)
夫が厚生年金被保険者(加入者)で妻を年金の扶養に入れると、妻は第3号被保険者となります。年金の扶養に入ることのできる収入や年齢などの条件を確認してみましょう
夫が厚生年金被保険者(加入者)で妻を年金の扶養に入れると、妻は第3号被保険者となります。年金の扶養に入ることのできる収入や年齢などの条件を確認してみましょう
夫が厚生年金被保険者(加入者)で妻を年金の扶養に入れると、妻は第3号被保険者となります。年金の扶養に入ることのできる収入や年齢などの条件を確認してみましょう。

◆社会保険(厚生年金と健康保険)と税金では配偶者扶養の条件が異なる!

社会保険とは、厚生年金と健康保険のことを指します。社会保険の扶養の条件は、所得税・住民税の条件とは異なります。厚生年金被保険者(加入者・第2号被保険者)に扶養されている妻は「第3号被保険者」と言われ、本人(20歳以上60歳未満)の収入が130万円未満と今後見込まれるなら、国民年金の保険料を支払った扱いになります。

所得税・住民税は、前年分の会社員本人と配偶者の所得を元に配偶者控除・配偶者特別控除額や税金を計算した上で、会社員の給与から差し引く形で徴収します。年末調整や確定申告で本人と配偶者のその年分の実際の所得を計算してから、配偶者が扶養されていたか確認し、税金を計算します。

つまり、社会保険は、主に今後の収入が130万円未満(60歳未満の配偶者または障害3級以上は180万円)と見込まれることを基準に、一方の税金は、年末までの1年間の収入を基準に、扶養されるかが決まります。

◆社会保険で配偶者が扶養に入るには届出が必要

厚生年金被保険者(第2号被保険者)に扶養されるようになった配偶者(妻)は、健保の被扶養者、第3号被保険者になる届出を夫の勤務先にしなければなりません(平成14年4月より)。主に次の場合です。

・退職等で妻本人の今後の収入が130万円(60歳以上または障害3級以上は180万円)未満と見込まれるとき。ただし、失業給付を受けている間は、健保・厚生年金で被扶養者になれません。
・扶養された妻が20歳未満のときは、健康保険の扶養だけになり、20歳になったら厚生年金と健保の両方扶養になります。
・扶養された妻が60歳になったら、厚生年金の扶養からははずれ、健康保険の扶養だけになります。
・健保の被扶養者・第3号被保険者は、妻だけでなく同じ要件を満たせば夫も可能です。

◆社会保険で配偶者が扶養から外れたら、本人が「種別変更」手続きを

第3号被保険者(妻が多いが夫も可)が次に該当したときは、自分で国民年金保険料を支払う第1号被保険者に種別変更の手続きが必要です。本人が住所地の市区町村役場へ届け出ます。

・厚生年金加入中の夫(妻も可)が退職したり、死亡したとき。
・厚生年金加入中の夫(妻も可)が65歳になったとき。

次の場合は、夫の勤務先を通して日本年金機構に届出をします(平成26年10月より)。

・離婚したとき。
・収入が年130万円以上になり、第3号被保険者ではなくなったとき。

◆第3号被保険者から第1号被保険者への届出がもれていた場合

これまで収入が増え、本来第1号被保険者なのに、第3号被保険者として年金記録で管理されていた期間を「第3号被保険者記録の不整合期間」といいます。この不整合期間がある人に対して、日本年金機構から不整合期間を第1号期間に正しく直した年金記録のお知らせがいっています。不整合記録がそのままになっていて老齢基礎年金をもらっている人については、今までもらっていた年金額の10%までを上限に、平成30年4月分以降(6月15日以降支払い)の年金額が減額になっています。

◆年金を受給している人の妻はどうなる?

一部の公務員を除いて、年金をもらうようになるのは60歳以上が大多数です。年金受給者でも60歳から64歳までの厚生年金被保険者なら、60歳未満の配偶者が130万円(障害3級以上は180万円)未満等要件を満たせば社会保険の被扶養者にすることができます。

年金受給者である夫が65歳になり会社員を続けていると、厚生年金の被保険者であることは続きますが、国民年金の2号被保険者ではなくなります。そのため、配偶者である妻は国民年金の第3号被保険者ではなくなります。また配偶者が60歳未満であれば、60歳に達するまでの間は第1号被保険者として国民年金保険料を自分で支払わなくてはなりません。

ちなみに、年金版の家族手当である加給年金をもらう条件は、厚生年金被保険者に扶養される第3号被保険者の条件と異なり、妻(夫も可)の収入要件は850万円未満です。130万円(60歳以上または障害3級以上は180万円)未満ではありません。ずいぶん高い収入基準ですね。

夫(妻も可)の厚生年金期間20年以上必要で、妻(夫も可)の厚生年金期間は20年未満など、加給年金をもらえる条件は他にもありますので、よく確認してください。
拝野 洋子(マネーガイド)

最終更新:2019年2月8日 18時30分

あるじゃん(All About マネー)

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