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医療保険って使うと保険料が高くなる!?

2010年03月15日
医療保険って使うと保険料が高くなる!?

「入院したけど短期間の入院でしたから、入院給付金は請求しませんでした」とAさん。現在、ある保険会社の日帰り入院から保障してくれる医療保険に加入しています。せっかく医療保険に加入しているのですから請求した方が得なように思えます。Aさんはどうして給付金を請求しないのでしょうか。


請求しても保険料は高くならない

Aさんに給付金の請求をしない理由を聞くと、「保険って使うと保険料が高くなるでしょ?」との答え。

これは完全にAさんの勘違いです。Aさんは恐らく自動車保険と混同しているのでしょう。実はこうした勘違いはよくあることなのです。

自動車保険には等級という制度があり、等級の高低によって割引率が決まっています。1年間無事故であれば翌年の等級が上がり割引率が上がります。反対に事故を起こし保険金を請求すると、等級プロテクションなどの特約をつけていない限り等級が3つ下がってしまい保険料が高くなってしまうのが一般的です。等級の下がり方は保険金の大小問わず3つ下がってしまうのが曲者です。保険料が上がることを考えれば、小さな事故であれば請求しない方が得になるからです。

ところが、Aさんが加入しているのは医療保険。医療保険には別に等級のような制度はありません。入院が1日だろうが100日だろうが、入院給付金などを請求してもその後の保険料が高くなるということはないのです。安心して給付金を請求して欲しいものです。


請求しても保険期間を更新できる

Aさんはこうも不安を訴えました。「この保険は保険期間が10年だから、保険を使ってしまうと次の期間に更新できないと思うのですが?」

これもAさんの勘違いです。現在Aさんの加入している医療保険は10年更新型といわれる保険。保険期間は10年ですが、当初の保険期間が終わればそのときの年齢で計算しなおした保険料で次の保険期間へ更新することができます。一般的に更新時にたとえ入院していようとも次の保険期間へ更新することができるのです。


医療保険の給付金は遠慮なく請求しよう

Aさんではありませんが、闘病後に亡くなられた方のご遺族が給付金を請求しないケースにもよく出会います。どうやら、請求すると故人がお金に変わったような気がして割り切れないということのようです。それ以外にも、入院給付金は数日分だとあまり大きな金額にならないので「面倒くさい」と請求しないケースも多くあります。

いずれのケースも請求さえすれば給付金が受けられるケースです。もしも請求しないなら、保険に加入する意味がありません。できればこうしたモヤモヤは加入前に解消しておいていただきたいものです。加入した後でも疑問や不安があるなら、コールセンターへ電話して聞いてみましょう。それから請求しても遅くはありません。

過去の未請求分も一般的に3年以内であれば請求が可能です。3年経過しているとしてもあきらめずに請求してみましょう。保険会社によっては対応してくれるケースもあるようです。医療保険に加入したなら積極的に給付金を請求しましょう。



藤川太(家計の見直し相談センター) 執筆:藤川太家計の見直し相談センター
ファイナンシャルプランナー。山口県出身。慶応義塾大学大学院理工学研究科を修了後、自動車会社で燃料電池自動車の研究開発に従事していたが、ファイナンシャルプランナーに転身し、「家計の見直し相談センター」で生命保険の見直しを中心とした個人向け相談サービスを展開している。同センターは2001年の設立以来30000世帯を超える相談を受けてきた。「分かりやすい、納得できる、利用しやすい」サービスを目指して活動中。
著書に『年収が上がらなくてもお金が増える生き方』(プレジデント社)、『やっぱりサラリーマンは2度破産する』(朝日新書)などがある。



(情報提供:家計の見直し相談センター)


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