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職業によって制限があるって本当?

2009年08月31日
職業によって制限があるって本当?
「Aさんの職業では死亡保険金2000万円までしか加入できません」と、ある保険会社の営業マンから言われたAさん。Aさんはプロのスポーツ選手。別に病気でもないのに保険会社からこんなことを言われ戸惑っているようです。華やかな職業で、しかも高収入のAさんなら、保険会社は喜んで加入させてくれそうなものです。一体何が起きているのでしょうか。

職業による保険への加入制限は現実に存在

職業に対する差別にもつながりかねないので保険会社はあまり表立って言いませんが、職業による保険への加入制限は現実に存在します。加入そのものができなかったり、保険金に上限が設けられたり、特約の付加ができなかったり、という形で制限されます。一般的にほかの職業に比べて、災害や事故が起きやすい職業や、病気になりやすい職業などが制限の対象となります。

【制限される職業の例】

業種 職種
鉱業 坑内・坑外作業者
林業 木材伐出作業者
漁業 20~200トン未満乗組員
水上運輸業 100~500トン未満乗組員
航空運輸業 大手以外の搭乗員
陸上運輸業 タクシー・トラック・ダンプ運転手
土石採取業 石材・土砂採取作業者
建設業 土木・建設現場作業員、潜水・潜函人・サルベージ等作業者
サービス業 深夜営業の飲食業従事者、風俗営業従事者
職業スポーツ家 競輪・競艇の競技者、競馬の騎手、レーサー、テストドライバー、ボクサー、レスラー
その他 高所作業者、地下・水面作業者

災害や事故が起きやすい職業とは、高所での作業をする人や、車などの運転手、炭鉱などの坑内作業者、ボクサーなど、事故と切り離せない職業ほど危険度が高いとされています。一方で、病気になりやすい職業とは、塵埃の立つ職場や、毒物、放射線などを取り扱う職業は危険度が高いとされます。どちらかと言うと、事故が起きやすい職業の方に制限が厳しくなる傾向があるようです。


もし職業による加入制限を受けてしまったら?

プロスポーツ選手のAさんは事故が起きやすい職業ということで、死亡保険金額の制限をされてしまったようです。でもAさんの必要保障額を計算すると1億円近くあります。いったいどうしたらいいのでしょうか。

答えは、ほかの保険会社にもあたってみるということです。職業制限の内容は保険会社によって異なります。ですから、一つの保険会社で制限されても、ほかの保険会社では制限無く加入できることもあります。ほかの保険会社でも同じように制限されたとしても、複数の保険会社で加入し合計で必要保障額を満たせるようにする手もあります。

Aさんの場合は、保険金額を制限されない保険会社が何社か見つかり、そのなかから比較検討して加入することができました。保険会社は40社以上あるわけですから、何事も1社だけで判断しないようにしましょう。



藤川太(家計の見直し相談センター) 執筆:藤川太家計の見直し相談センター
ファイナンシャルプランナー。山口県出身。慶応義塾大学大学院理工学研究科を修了後、自動車会社で燃料電池自動車の研究開発に従事していたが、ファイナンシャルプランナーに転身し、「家計の見直し相談センター」で生命保険の見直しを中心とした個人向け相談サービスを展開している。同センターは2001年の設立以来10000世帯を超える相談を受けてきた。「分かりやすい、納得できる、利用しやすい」サービスを目指して活動中。
2008年10月、簡単書き込みで家計がみるみる生まれ変わる資産マネジメント手帳『貯まる!資産3倍手帳』を出版。 その他の著書として『サラリーマンは2度破産する』などがある(共に朝日新聞出版)。



(情報提供:家計の見直し相談センター)


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