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子どもが生まれたらやっぱり学資保険?

2006年04月24日
子どもが生まれたらやっぱり学資保険?
真新しい制服を着て学校へ向かう新1年生を見つけると、自分まで初々しい気分になれますね。一方で新入学シーズンはご両親にとっては、教育費がかかる大変な時期でもあります。

年々上昇を続けている学費

「子どもが生まれたから」という理由で私たちのセンターにご相談に来られる方の多くは、教育費を支払っていくことの大変さに漠然と不安を抱くようです。そのため、「学資保険へ加入した方がいい?」といった質問が多くなります。

学資保険への加入を検討される方に目的を聞くと、「学費をためたい」という方がほとんど。この学費は年々上昇を続けています。例えば、私立大学の初年度学生納付金の状況を見ると、デフレの時代にも順調に高くなってきた様子が分かります。


私立大学の初年度学生納付金平均額の推移
 平成10年平成11年平成12年平成13年平成14年平成15年平成16年
金額(万円)125.2127.3128.4128.8129.2129.3130.2
前年比上昇率(%)1.01.70.80.40.30.10.7
平成14年度、平成16年度文部科学省「私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果について」より



満期金額を設定しても満期の時には足りない?

子ども
では、子どもが大学に入学する約18年後にはどの程度になっているか計算してみましょう。これから年1%のペースで順調に上がったとすると、平成16年の平均額130.2万円は18年後には約155万円まで上がることになります!

つまり、現在の学費の平均額を見て満期金額を設定しても、満期のときには大幅にお金が足りないということもあり得ます。しかも、こんなに上がっている学費を「元本割れ」の保険で準備する方が目立ちます。

もちろん、学資保険は契約者である親が亡くなれば保険料の払込みが必要なくなる、といった保険としての機能もあるので元本割れしやすいのは事実です。その他、育英年金や入院特約などをつけるほど「学費の準備」という目的から大きく離れてしまいます。そのため、学費を準備したいなら、元本割れを起こしにくい満期金やお祝い金だけが支払われるシンプルな商品を選びましょう。

量的緩和政策が解除され、ゼロ金利政策の解除も目前です。今後は金利上昇局面に入る可能性が高いでしょう。それを考えると教育費の準備は学資保険以外の金融商品も選択肢に入れるべきでしょう。「定期的に積み立てるのは自信がない」という方を除き、他の貯蓄商品や運用商品と組み合わせて準備するよう心がけましょう。



藤川太(家計の見直し相談センター) 執筆:藤川太家計の見直し相談センター
ファイナンシャルプランナー。山口県出身。慶応義塾大学大学院理工学研究科を修了後、自動車会社で燃料電池自動車の研究開発に従事していたが、ファイナンシャルプランナーに転身し、「家計の見直し相談センター」で生命保険の見直しを中心とした個人向け相談サービスを展開している。同センターは2001年の設立以来10000世帯を超える相談を受けてきた。「分かりやすい、納得できる、利用しやすい」サービスを目指して活動中。
2008年10月、簡単書き込みで家計がみるみる生まれ変わる資産マネジメント手帳『貯まる!資産3倍手帳』を出版。 その他の著書として『サラリーマンは2度破産する』などがある(共に朝日新聞出版)。



(情報提供:家計の見直し相談センター)


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